2010年04月23日

手の雨歌を聴きなさい

 

雨霧が降る

アナハタ・チャクラの蒼い手

雨滴のナーディがゆっくりと流れる

雨間 雨間 雨間

遠い沈黙【モウナ】がビンドゥの手に宿る

雨黒燕が円周する

何もない 私もない 思考もない

今日もない 明日もない 

ななつぼしが燃える

2012年のディクシャの手


 
posted by 巫山 at 00:25| ディクシャとは

2010年04月04日

宮古島賛歌2

伝えてよ 砂糖黍の揺れる穂に載せて 

宮古の軍荼利を アナハタを

夏のキラキラ光る日に ムーの末裔よ

手を突っ込め墓所に 窮屈な棺衣を剥ぎ取れ

屹立せよムー人よ 白妙の閃光が天を引き裂くとき

不沈の大神島港に青き魚が飛び跳ね

んなみの風に乗って女神(シャクティ)たちが

港の拝所(アカナグー)を乱舞する

赤いハイビーの横溢に神武の母堂を透(み)る

 

エーテル海流押し寄せる島尻

その低い軒下をサシバが飛び交う

狩俣のアストラル体にそっと触(さわ)る

夏のキラキラ光る日に

 

posted by 巫山 at 22:47| ディクシャとは

2010年04月01日

宮古島賛歌

檬果が赤く弾ける月輪の夜

石庭の七つのガマがぶしっ ぶしっと軋る

親指ほどの小さい蒼いヤドカリが重い殻を脱ぐ

わたしは殻に手をのばす 

つーんと 遠い記憶の彼方

万古の海原の匂いがする

 

大神島にアストラルの雲がかかり

夜のサシバが拝所に群れる

 


posted by 巫山 at 23:10| ディクシャとは