2007年04月20日

一つ目小僧が構内を歩いている 

 「私の体は私の体ではありません。人間は自分の肉体をコントロールすることはできません。肉体は高度の智慧によってできている別の生命体です」
 講義は続いた。肉体、精神体の浄化のディクシャだった。第三回目(十二月十一日)のディクシャが始まった。
 ディクシャ後随分時間がたってから、一つ目小僧が構内を歩いている映像が見えてきた。アジュナーチャクラにエネルギーが集中し始め、額全体が自然に開いていった。自己修行ではなかなかこうはいかなかった。アジュナー・チャクラに圧がかかるのみであった。集中しても何もないのが正解である。チャクラに皮膚や肉はないのだ。
 「新しい脳と新しいハートに取り替えて下さい」
 ココナツのような白いものを大きな柄杓で掬っている映像と新しい白い作務衣が映し出された。やがて尾てい骨にエネルギーが集中してきた。新しい脳とハートがもらえたのだろうか。
 左手の痺れが強くなってきた。左胸が重く胸間の筋がピクリ、ピクリと波動する。太い筋が走っているような感覚がある。
 アンマとバガヴァンと一層緊密になった感じがした。「今日は大変楽しかった」、巫山は体験集にそう記した。

posted by 巫山 at 10:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説ディクシャ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/3967236

この記事へのトラックバック